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ギア:テントでの過ごし方(テーブル編)

山の道具はさまざま。

バックパックやテントやウェア。色んなものがあるから調べて組み合わせて、カスタムしていくのが豊かな国に生まれた恵まれたおれらには、ほどよい遊びとなっているのだろうと思うのです。

 

当然ながら、ギアは大好きなわけです。

基本はテント泊を前提としての山行を極力やるようにしていて、テントも過去のパーティーピーポー時代から数えると、4代目と5代目を並行運用するようになりました。

 

山行では

・なるべくゆっくりな時間をつくる

・なるべくちがう道をながくあるく

・なるべくテントの時間も楽しむ

・なるべく飯は自炊する(と言っても湯戻し)

・なるべく人と話す

というなるべくテーマを掲げてハイキングしているのです。

 

前置きは長くなったけど、今回のギア紹介第1弾は、とてもふざけたオボンです。オボン?てなりますよね。言い換えます、テーブルです。

 

それはあれです。

あの日、大雨でやられた雲取山のテント場で、引き篭もりを発揮して、ほぼ一日テントからでれない事がありまして。ほんと暴風雨で!

 

前室での調理もままならないので、テントの中でバーナー炊くわけですよ。米食わなきゃとなるので。

 

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 雲取山荘テント場。雨の世界にポツンとテント)

 
比較的にフラットな場所だったのだけど(なんせ平日でテント張ってるのおれだけだし…)、ふくろ飯にお湯入れるにしても、味噌汁をカップに入れるにしても、お湯入れて そーっと手を離して倒れないようにこぼさないように…みたいになるわけですよ。

 

その時に強く思ったんだ。

「テーブル欲しい!!」

でも軽量化を考えてるのにねーと陰と陽がうず巻いて…

 

いくつか調べたのです。テントや前室で使えるテーブル。

 

★その1

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「ULトレックテーブル」

4800円 / 88g / 24×13×7.5cm

http://treks.jp/product/ultrektable/

これは軽いし値段手頃だしもう言う事ない!

ただ今は生産していないようで、調べてもメルカリでたまに出て、12000円で取引されてるとかね。もうおかしなことになってるので諦め。

 

★その2

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「SOTO Field Hopper」

4800円 / 395g / 29.7×21.0×7.8cm

http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-630/

SOTOのアルミのやつ。値段サイズは申し分ないのだけど、いかんせん重い。こんな道楽に400gというのは、いまのおれの思考ではあり得ない(良いものなのだろうけど!)

 

★その3

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「Snow Peak オゼンライト」

https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/キャンプ/調理器具%28クッキング用品%29/オゼン-ライト/p/18779

4850円 / 270g / 29.7×21.0×8.5cm

SOTOよりも軽い。きっとマスメーカーのベストアイテム。さすが写真もちゃんとしてますね。ただやはり重い…、、

 

★その4

f:id:mok396:20180817150254j:plain「Super Low Ti Table」

http://ts-stove.dust.jp/ts-stove/pg199.html

3900円 / 69.6g / 10.0×20.0×8.5cm

T's stoveの超シンプルなアルミの板。そうこれくらいで良いのだ!ただサイズが少し小さい。ジェットボイルとカップはしっかり置きたい…。写真も気持ち小さいです。

 

★その5

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Cascade Wild / UltraLight Folding Table」

http://hikersdepot.jp/products/6617.html

1700円 / 62g / 20.0×30.0×8cm

おおお!と見つけた時は興奮しましたよ。異風ただよう白いボディ。素材がプラダン(プラスティックダンボール)てことでとても軽い。多少のデコボコはありそうだけど、トータルバランス良い!

 

 

うーん。かなり調べたんだけど、なかなかこの世界はまだ突き詰められていないようだ。そもそもこんなもの持ってこうということが、市場ニーズから見ると対してないんだろうなー。

 

UltraLight Folding Tableは悪くないんだけどーと、そんな翌々々日くらいの日曜日。

ふと歩いた100円ショップ。全てを覆すものがあったりしたのだよ。

 

 

★その6

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「油切り用のトレイ」 (テントテーブルと命名)

100円 / 125g /18.5×25.5x1.0 cm

油切り用のステンレス製のトレイ。これに編みのっけてエビフライを置けばドキドキの晩御飯ですよ。高さはないのだけど、そこは必要としていなかったし、ひっくり返して、小物をパッと放っておいても暗い中見つけやすそうだし、少しの重さも100円だし!

油取りの説明書を取ると、キラーん!

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 って事で、山の開発がまだまだの領域 < 全国の主婦のニーズに応えるべく100円ショップ。ということで落ち着きました。

さっそくテント内で使ったけど、とてーも良かったよ!

いやー良い買い物した。オススメです。

 

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(鳳凰山テント場。ペグすらまともに打てないので晴れてても前室お預け。たまたまテント内で使う機会があったのよ)

 

肝心なとこを使ってないようですけど使いましたよ!要所で!

DIYまでは及んでいないのだけど、ギアも工夫次第なんでしょーね。

しょーもない記事でさーせん。